クルーズ船クルー・コロナ禍でオーストラリアからギリシャまでの道のり

ごきげんよう♬

ゆうとぴあです♪

コロナの影響で、一年振りに船のお仕事に復帰する事になった先日。

今はエーゲ海に浮かぶキプロス共和国周辺に来ております。

ここをクリックで生存確認(現在地)がわかります。

コロナの影響で今までとは違った生活様式に変化ができました。

レストランでの食事、お店での買い物、旅行、人との接触方法まで一気にライフスタイルが変わってしまいました。

船で働くクルー達の生活やサービスも例外ではありません。

今回はコロナ禍で船に復帰するまでの様子を記事にしていきたいと思います。

先日の記事はこちらです!

 

今回の出発地はオーストラリアからギリシャ領域にあるキプロス共和国。

こちらが今回の全行程となります。

計算上の移動時間が実に29時間

実際に船にある隔離部屋に到着したのは、37時間以上も後でした、、、、

まず前提として私の住むオーストラリアは去年の早い段階でロックダウン。

海外からの入国も、国内からの出国もできません。

外国人であればいつでも好きな時に出国できますが、永住者や国籍保持者が出国するには審査が必要となります。

私は国籍保持者という枠なので出国するにあたり会社からのレターが必要でした。

出国1週間前になんとかオーストラリア政府より許可をいただきました。

こんな感じで許可が出ます。

政府の出国許可証

目次

ケアンズからシドニーのフライト

まずは、土曜日の15時30分のフライトでシドニーまで。

飛行時間は2時間50分。

妻は、朝からお仕事だった為、家には息子と2人だけ。

平静を装っていましたが、たまに込み上げてくる涙。。。。

私は人よりも間違いなく涙もろい性格なのです。

何よりもお風呂に入るのが好きなので、朝から2回も入ったり、、

家を出る前には友人家族が2組も見送りに来てくれました。

まずは息子と一緒に妻の働く職場まで行きます。

もう車の中でも涙が、、、

息子も様子がおかしい、、、

こういう時は思い切って泣くに限ります。

我慢は良くない。

涙を出すとスッキリするのを知っているので、息子にも「我慢しないで泣こうぜ!」と一言。

空港へは14時過ぎに到着。

妻と息子が一緒です。

ケアンズの空港に入ると流石にみんなマスク着用が義務のようです。

※オーストラリアはマスク着用している人はいません。

チェックインカウンターでは、ギリシャまで行くのにあらゆる書類を提出して無事にチェックイン終了。

荷物もそのまま最終目的地までOK。

たまにシドニーで下ろさないといけないことがあり。

ケアンズからシドニーの国内線は搭乗率90%くらいでした。

ケアンズの皆さんさようなら!って心の中でバイバイ!

シドニーからドバイへのフライト

無事にシドニーに到着したのが18時20分。

到着は国内線ターミナル。

これから国際線ターミナルへと移動が必要です。

通常であればターミナル間を移動できるバスが運行されていますが、コロナ禍ロックダウン中のオーストラリア。

海外旅行は基本的には禁止されており、出国するには厳しい審査が必要です。

国際線を利用する人がほとんどいないので、バスも運行されてなく。

タクシー移動になるそうです。

でも、、

ケアンズ〜シドニーのフライトで知り合いのCAさんが仕事してました。

飛行機を降りた場所で少し話して車で送ってくれることに。

ありがたい、ありがたい。

カンタス航空の職員の駐車場まで一緒に行って、少しCAさんの裏側を垣間見ることができたのが興味深い体験です。

CAさんもこのフライトが一年振りだそうで、数日前にトレーニングを終了させたとか。

シドニーの国際線ターミナル

普段であれば大勢の人で賑わうシドニーの国際線ターミナルも、見事に人がいません。

出国審査なんて3名ほどしかいませんでしたからね。

なかなか経験できないシドニー国際線ターミナルの雰囲気です。

フライトスケジュールがこれだけです!

ステータスの箇所の「リラックス」

こんな表記初めて見たんですけど〜、、、

かわいいね。

私の搭乗する飛行機まで少し時間があります。

出発前に少しお腹に何かを入れておきたい。

今朝から胸がいっぱいで何も食べることができなかったので、少しお腹が空いてきました。

空いているお店は2軒だけ。

サラダバーと、ケバブ屋さんのみ。

マックでさえも閉まってます。

ケバブ屋さんでケバブプレートを注文しました。

コロナ禍ロックダウン中のオーストラリアの国際線ターミナルで夕食。

とても貴重な経験です。

出発時間が近づいてきたので、ゲートまで行きましょう。

ポツポツとドバイへ行く人たちがゲート付近にいます。

搭乗率は30%程かなぁ。

シドニーからドバイまでの飛行機はエミレーツ航空。

結構飛行機には搭乗している方だけど何気に初めてのエミレーツ。

UAEの飛行機ですからね。

高級感がぷんぷん漂っております。

特にビジネスクラスでさえも素敵な雰囲気。

乗ってみたいなぁ。

私はというと、もちろんエコノミーでございます。

でもいつもシートだけは前もって選びますが、今回も念の為エクストラレッグシート。

自分の前に遮るものが何もありません。

足が伸ばし放題。

でもドアが真横なので隙間風が入ってくるのだけが難点です。

これも機種によって若干違ってきますが、今回のボーイング777-300ERの機体に関してはこの座席よりも37番や17番が良いでしょう。

女性には絶対お勧めできない!

 

飛行機の座席を決める際に注意する点はこちら!

 

エミレーツのお食事はこんな感じでした。

機内天井には星空が!

最近はこの雰囲気を出す航空会社が多くなってきましたよね。

飛行時間14時間30分

ながかった。

ようやくドバイに到着です。

ドバイ国際空港

やってきました!

ド・バ・イ

アラブの雰囲気満点の国。

要はピッカピッカなんです!!

ドバイ時間の早朝5時に到着。

さすがハブ空港だけあります。

人が沢山いますし、お店もほとんど開店しております。

世界中の空港でドバイが一番搭乗率高いのではないかな?現在の話ですけど。

同じ中東のドーハ経由してきた方に聞いたけど、ドーハはそこまで開店していなかったようです。

ドーハも中東のハブ空港として頑張っているようですが、ドバイにはやはり勝てないね。

ドバイに興味ある方はぜひ下の記事をご覧ください!

 

さて、次のフライトまで5時間は時間がありますよ。

目指すはいつものラウンジです。

空港ラウンジ

私は年に数回は国際線を利用するので、時間がある時には必ずラウンジを利用します。

今回も時間がかなりあったなのでラウンジ利用が必須でした。

空港ラウンジの良い点

・食事が食べられる

・シャワーが使える

・仮眠できる

・マッサージを受けられる

・ゆっくりした椅子でリラックス

ラウンジの種類

1. カードラウンジ

クレジットカードに付帯するサービス。

こちらのラウンジはソフトドリンクのサービスや、スマホの充電サービスがあったりするラウンジ。

アルコールや食事といったサービスは基本的に無い方が多いです。

2. 航空会社ラウンジ

自分が搭乗する航空会社のラウンジ。

ビジネスクラス、ファーストクラスや上級会員が利用できるラウンジです。

飲食、アルコールも無料。

とてもくつろげるラウンジですね。

3. プライオリティパスで利用できるラウンジ

年会費を払うことで利用できるラウンジサービス。

私がいつも利用しているのはこちらのサービスです。

世界各国の空港に利用できるラウンジがあります。

さまざまな場所で利用してますが、これ無しでは飛行機に乗りたくないほどです。

世界No.1の空港ラウンジサービス【PriorityPass】

プライオリティパスについてはこちらをどうぞ!

ドバイのラウンジ

今回利用したラウンジはこちら!

食事サービスあり、マッサージチェアーあり、くつろげるスペースあり、仮眠スペースあり、シャワーあり。

もちろん無料です。

場所は、ターミナル3コンコースBゲート9付近です。

この上の写真からエレベーターでアクセスできます。

Dubai Intl (Terminal 3 Concourse B)

ラウンジ内はこんな感じ。

こちらで受付を済ませます。

ボーディングパスとプライオリティパスが必要です。

 

このマッサージチェアーが気持ち良すぎ!

最近のマッサージチェアーって、あなたの想像をはるかに超えますよ。

このような椅子でリラックス。

注文もウエイターさんがきてくれます。

至れりつくせりです。

美味しい豊富な種類のパン類もあります。

オムレツも出来立てをシェフが作ってくれます。

落ち着いた大人の雰囲気です。

まだ撮れていない場所がありますが、他のお客様がいらっしゃったので、、、悪しからず、、

次は、シャワーです。

中東は基本これくらい大きいシャワーヘッドが特徴的。

とても気持ち良い。

荷物置き場も完備!

ボディーソープやシャンプー、コンディショナーもあります。

脱衣所ですね。

洗面台もそれなりに使えます。

ボディーローションもあるのでお肌に優しいですね。

アメニティの種類も文句なしです。

どうですか?

こんなサービスが空港で受けられなんて素敵だと思いませんか?

 

プライオリティパスについて詳しく知りたい方はこちらです!

 

ラウンジではいつも出発ギリギリまで時間を過ごします。

いざゲートへ!

ドバイからキプロスまでのフライト

さぁ、いよいよ最後のフライトです。

最終目的地のキプロス共和国。

キプロス共和国??

どこ?それ??っていう方。

ドバイからキプロスまでは4時間10分のフライト時間です。

ラウンジからゲートまでは結構な距離でした。

さて、ゲートへ到着するとすごい数のクルーたち。

ほとんどが違う船のクルーです。

フィリピン人が多いかなぁ。皆さんフェイスシールドマスク着用です。

さすが、、

ゲートでは、PCR検査の結果やキプロス入国許可証などの提示が求められました。

すごい混んでいたので、私はのんびりゲート前にあったスタバで抹茶ラテなんて飲んでました。

これがPCR検査の陰性の証明書です。

このフライトでも非常口のエキストラレッグルームの座席を選択!

95パーセントの搭乗率。

私の隣はいませんでした!

一応料金が発生するからでしょう。

少し本を読んだり、仮眠したりしながらキプロス共和国へ到着。

無事に税関の入国審査をパスして荷物受け取りへ。

30時間振りに再会する我が荷物たち。

全然出てこなくて不安になります。

え??

なんだよぉ〜、、違うベルトコンベアーから出てました。

わたしが間違ったわけではないですよ!念のため!

2箇所あったみたいです。

わかりにくい場所でした。

ながーい旅もあと少しで終わりです。

それにしても大変だったけど、飛行機はやっぱり楽しいです。

飛行機大好き人間の私がオススメする機内持ち込み快適グッズの記事もあります。

興味のある方はどうぞご覧ください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

次の記事は、キプロス共和国から船に乗船するまでについて。

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それでは、今回はこの辺で!

ゆうとぴあでした。

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