ごきげんよう♬
ゆうとぴあです♪
世界を周遊する客船でお仕事をしながら、今日も世界のどこかを旅しています。
そんな客船は超がつくほど豪華な船です。
でも、、
お客さんは豪華な気分を味わえても、私は働き蜂のごとく毎日お仕事をしてるんですよ♪( ´θ`)
それでもお金を稼ぎながら、世界各国の名所を見て回れるので、幸せな毎日を過ごしていると思います♫
倍率の高いクルーズ船でのお仕事。無事に採用が決まった時の嬉しさはかなりのものがあります。
会社からは、Welcome to ○○ Cruiseというタイトルのメールが送られてきました。
そのメールでは、お給料などの条件が記載された内容のメール、個人情報などを記入して送り返すメールなど、様々な書類が添付されてきます。
また、今後乗船するにあたって必要な書類作成などの指示もありますが、結構簡単に書かれているだけでした。
基本的にはどのクルーズ会社で仕事をするときでも共通してやらなければいけないこと。
・健康診断(会社指定の病院でのみ)
・C1D ビザの取得(クルービザ)
・無犯罪証明書の取得
上記の3つはおそらく三種の神器だと思われます。
この時点では、発生するすべての経費は自己負担となります。これが結構な金額になりました。住んでいる地域や国によって金額は大きく変わってくるようですが、私の住んでいるオーストラリアで取得した場合を例にお話を進めていきたいと思います。
目次
・健康診断(会社指定)
メディカルチェックとして船で働くうえで健康であることを証明しなければなりません。どこの病院に行ってもよいわけではなく、あなたが働く船会社から指定病院の連絡があります。指定病院がわかれば、電話をして予約を入れましょう。この健康診断では、肝炎などの予防接種、ドラッグテストなどなど、船員健康診断が行われます。
無事に健康診断が終了すると、病院側がcertificate(証明書) を発行してくれます。
その 証明書をメールで船会社の人事担当者へ送りましょう。
ちなみに、今回かかった費用はA$800です。一ドル100円計算だと、8万円ですね。
たかーい!!!!!でも、払いました。
ちなみに、会社指定の病院というのは、かならずしもあなたの住んでいる街にあるとは限りません。むしろ無いと思っておいたほうがよいでしょう。日本の場合だと、東京でしか受けられないとか、、、そういった情報もありますが、、、、、ちょっとわかりません、、、すみません、、、、
・C1Dビザ(クルービザ)
このビザはアメリカが発行するクルー乗務員専用のビザです。会社からはただビザをとってね~というメールのみで、詳しい取得方法などは一切教えてくれません。しかし、ネットで検索すると取得方法が簡単にわかります。
あなたが住んでいる国にある、アメリカ大使館、領事館での発行となりますので、そこまで出向く必要があります。簡単に解説しますと、まずはアメリカ大使館のホームページでオンライン申請をする必要があります。
DS160というオンライン専用の申請フォームを作成します。
その後、ビザ代金のお支払いを済まし、大使館、領事館での面接の日時の予約を入れます。ここまではすべてネット上で行わなければなりません。
あとは、面接日程の日に、大使館、領事館まで出向きパスポートや会社から送られてきた雇用契約書を提示して面接を行っていきます。無事面接をパスすると、後日パスポートにビザのステッカーが貼られて送り返されてきます。
私は今回シドニーにあるアメリカ領事館で申請しました。領事館では、かなり物々しい雰囲気の中、驚くほど厳重なセキュリティを受けて、面接官までたどり着きました。
聞かれた質問は二つだけ。
・船では何の仕事をするの??
・あなたはオーストラリア永住者なのね??
それだけで面接が終了。3日後にはビザが貼られたパスポートを返却してくれました。
ちなみに、今回C1Dビザを申請しましたが、特に追加料金なしでB1/B2ビザも同時に取得。B1/B2ビザとは商用ビザのようです。いずれも期限は10年間でした。
上がC1/Dビザ・下画像がB1B2ビザ
今回のビザ取得にかかった費用。
ビザ代 A$250
シドニーまでの飛行機代 A$300
宿泊代 A$150
・無犯罪証明書
この無犯罪証明書に関しても、特に何の説明もありませんでした。今回は、オーストラリアの警察のホームページから証明書を申請することができました。申請してから24時間以内に無事、証明書を取得。かかった費用はA$60でした。
三種の神器を準備するのにかかった費用合計はA$1560です。
約15万円くらいです(笑)
改めてみると、結構な出費です。
でも必要経費ですので、、、これができなければ船でお仕事することができないということです。
採用が決まったら、あなたの船にjoinする日程がきまります。
持っていく荷物をまとめたり、いろいろと大変な日々になります。
船に持っていくと便利な持ち物をまとめましたので、参考になれば幸いです。
それでは、今回はこの辺で!
ゆうとぴあでした。
他の方のクルーズブログはコチラです。
クルージングランキング