2020年5月某日
ごきげんよう♬
ゆうとぴあです♪
世界を周遊する客船でお仕事をしながら、先日オーストラリアへと帰国できました。
そんな客船は超がつくほど豪華な船です。
でも、、
新型コロナウイルスのおかげで、ゲストの居ない船上生活を3ヶ月近く過ごしていました。
このブログでわかる事ロックダウン中のオーストラリアでの2週間強制自己隔離生活体験について!あると便利な物など。
目次
ロックダウン中のオーストラリアへ帰国
4ヶ月に及ぶヨーロッパやアジアでの生活から、先日オーストラリアへと帰国しました。
2020年5月現在、オーストラリアへ入国できるのは、国民か永住者のみ。
私の生活の拠点は10年以上も前からオーストラリアの永住者という位置付けです。
ゲストの居ない豪華客船での80日間漂流隔離生活がようやく終了したのが先日。
今回の帰国便はオランダはアムステルダムから。
飛行機がシドニー空港に着陸。
空港到着後、しばらくは飛行機内で待機させられました。
しばらくすると検疫官やら、警察の方が機内へ入ってきました。
これからの隔離生活や、空港での流れを説明してくれます。
4ヶ月ぶりに帰国するオーストラリア。
なんだか嬉しさでいっぱいです。
空港内ではソーシャルディステンスで行動できるように、ラインが至るところにあります。
シドニーの空港に到着後、医師や看護師による説明を受けたのち、隔離されるホテルへとバスにて移動させられました。
自分のスーツケースなどは、普通の時と同じ手順で受け取ります。
荷物検査も一応やっている感じでした。
隔離ホテルはシドニー市内にある5つ星ホテル
連邦警察のパトカー先導で連れて行かれたのが、シドニー市内にある5つ星のホテル。
そこそこ良いホテルでの生活になると知ってはいたけど、嬉しいですね。
オーストラリア政府のこういう所が好き!!
「Amora Hotel Jamison Sydney」
シドニーで隔離生活を送る場合、政府によって決められた5つ星のホテルがいくつも用意されているようです。
人によっては、シェラトンやヒルトンに宿泊する人もいたり。
私のホテルには、300名ほど隔離生活を送っている人がいるらしい。
そこでは、どんな生活を送っているのでしょう。
オーストラリアホテル隔離生活の初日
ホテルへ到着したのは16日の夜中12時。
バスには20名ほど乗車。
4名ずつが順番に降りて、連邦警察と軍隊の監視下でチェックイン作業が行われました。
今まで滞在した国や場所、オーストラリアでの連絡先など記入
軍人さんがそれをコンピューターへと入力。
全ての手続きが終わると、1人ずつエレベーターへ乗せられてお部屋まで案内されます。
お部屋は12階。
エレベーターも鍵がないと利用できなく、軍隊の人しか操作できないよう仕様。
それぞれの階、ホテル正面玄関には軍隊と連邦警察が数人24時間体制で立ち番をしています。
脱出することは、不可能といったことでしょうw。
徹底しています。
これもさすがオーストラリア。
オーストラリア隔離生活ではご飯が楽しみ
特に何もすることがない隔離生活の唯一の楽しみは食べること!
これはきっとみんなそうだと思う。
食事は決められた時間帯にドアの前に置かれます。
朝8時ごろにはドアの前に紙袋に入ったお食事が運ばれてきます。
こんな感じ!
ホテル隔離生活の食事
ホテル隔離生活の朝食
朝食はこんな感じですよ。
私はフルーツアレルギー。
フルーツアレルギーなので、何度も要らないと伝えてるけど、入れてくるのがオーストラリアという国ですw。
オーストラリアホテル隔離生活の昼食
サラダ関係が多かったかな?
オーストラリアホテル隔離生活の夕食
ステーキの時もあったり、おさかな料理やピザもあり!
食事な関して、好き嫌いは置いておいて、基本的に冷めてしまってる場合が多かったです。
しかし、無料にて用意してくれているので、文句なんて一切言えないですよね。
逆に感謝しかありません。
嫌いなら食べなければ良いだけのお話。
また、自腹でルームサービスを頼むこともできますしね。
あとは、オンラインでショッピングしたり、「Uber Etas」 で注文したり。
「Uber Eats」で注文したのは、こんな感じ。
便利ではあるけど、やっぱりお店で食べる方が良いし、割高感は否めないですよね。
日本食ばっかりw
また、シドニーに住む知り合いのレストランオーナーさんが差し入れをしてくれました。
オーストラリア隔離生活は基本的には自由
私たちは基本的に感染者でもなければ病人でもありません。
特に防護服の人が歩いているわけではなくて、あくまでも連邦警察の人か軍人さんがホテル内を歩いている感じです。
ベッドなどのシーツは6日目にして新しいのが届けられました。
お掃除の人は14日間の間一切入ってきません。
バスタオルなどは、フロントに連絡すれば、持ってきてくれます。
何か不自由なことがあれば連絡すればそれなりに対応してくれます。
お部屋からでられないだけで、それ以外は自由です。
オーストラリアホテル隔離生活で毎日ある電話
毎日、看護師さんからお部屋に電話があります。
体調が悪くないか?色々丁寧に聞いてくれます。
看護師さんの方が24時間ホテルに常勤。
何かあればすぐに連絡ができるシステム。
特に毎日の検温があるとかではありません。
ただ、このブログを書いているのが7日目ですが、10日目にはPCR検査をやるような。
徹底されたサポートです。
オーストラリアすごいぞ!!
今回隔離されたお部屋は12階。
とても大きな窓があり、緑も見えるし、ビルも見える。
清潔感のあるお部屋で、大型テレビや冷蔵庫などの生活するに困らない必要最低限の設備はある。
ホテルに宿泊するのは大好きなので、全く苦にならない私がいます!
オーストラリア隔離生活のホテルのお部屋
ベッドがね、もうすごくフカフカです。
枕も4つあって、1つ1つ種類が違う。
以前、シドニーのフォーシーズンズに宿泊したけど、それと同じくらい素晴らしい寝具。
寝具って大事っていうけど、納得です。
バスタブもあって、毎日2回は必ず入ってます。
アロマオイルを購入したしね。
毎日とても幸せの時間がバスタイム♬
ミニバーもあって、冷蔵庫やケトルもあるよ。
普段はお酒をあまり飲まないけど、昨日は昼間っからやっちゃいました。
これも社会勉強です。
ホテルには、必要最低限のものが用意されています。
シャンプー類などのアメニティはもちろん、必要あればそれなりのものを支給してくれます。
ケトルもあるので、いつでも好きな時にコーヒーや紅茶など。
初日に必需品を購入
初日に現地のスーパーマーケットのオンラインで必要だと思うものをサクッと購入したよ。
結局、全然食べてないけど、、
もう少し考えて購入すればよかったよね。
これはしょうがない、、、
久しぶりの陸だったから、、調子に乗ってごめんね、、、
インターネット回線問題
インターネットに誰よりも依存している私、、、w
2週間隔離されるのに、インターネットが超重要です。
ホテルのWifiはあるのだけど、、
初日は疲れていたので、あまり気がつかなかった。
2日目から、ネットの回線が劇的に遅いということを発見。
ホテルのWifiが遅い原因
・元々のシステム自体が遅い
・ホテル利用者全員が接続している
・Wifiの機械から離れている
これが遅い原因です。
ホテルのWifiが遅い時の改善策
・宿泊するときにはあらかじめホテルの回線速度を調べておく
このサイトでホテルのインターネット環境があらかじめわかる
https://www.hotelwifitest.com/
宿泊するときにネット環境も調べておくのが良いですね。
・ポケットルーターを利用する
今回は、ホテルを選ぶことはできなかったので、ポケットルーターを利用しましょう。
オフィスワークのオンラインで購入しました。
意外に安価で購入できますよ。
ありがたいことに、お部屋にはLANケーブルの接続ポートがあります。
これを使うことで、劇的に改善されます。
みんなが接続しているWifi回線とは別に分けることができちゃう優れもの。
もしくは、自分のパソコンにLANケーブルのポートがあれば、無線ではなくて有線でつなぐとスピードとが出ますよ。
隔離生活でも、インターネットがあるおかげで苦にならない人が多いのでないでしょうか?
ネットのフェイスブックでは、オーストラリアや同じホテルで隔離されている人たち専用のチャットグループがあったり。
そこでいろんな情報の交換がなされているのも暇つぶしに良いですね。
今後オーストラリアでホテル隔離予定の方へ
隔離生活では、経験して初めてわかることが多い。
実際に経験してみないと何が必要なのかわからないものですね。
そこで、もし今後これを読んでいる人が隔離生活予定なのであれば、下記のものがあっても良いかもしれません。
・味噌汁
・ふりかけ
・芳香剤(ディフューザー)
・洗濯石鹸
・入浴剤
・読書が好きな人は本
・ネット環境が悪いことを考えて、動画をダウンロードしておく
オーストラリアホテル隔離生活のまとめ
2週間の隔離生活を大変だとか、色々と文句を言っている人が、隔離者同士専用のチャットグループで見かけます。
お料理がどうとか、部屋がどうとか、、
自腹で生活しているわけではないので、そういう文句を言う人たちは根本的に違うなぁと思います。
私は正直言って2週間の隔離生活がとても有意義な時間になるであろうと感じています。
豪華客船でクルーとしてお仕事をしていると、ほぼ毎日が隔離生活みたいなもの。
自由がないですからね。
今回の隔離生活が始まって1週間。
全く不自由を感じません。
一生でこんな経験をできるなんてないだろうし、誰にも怒られない、邪魔されない。
船での生活していることから比べたら、正直言って天国です。
好きな時に起きて、好きな時間に寝る。
誰にも怒られないw。
朝も、お昼も、夜も豪華なバスタブでリラックス。
インターネットも好きに使える。
サイコーじゃないですか!!
ただ気をつけなければならないのが、運動量が急激に減るので、身体が重くなるということ。
ある程度お部屋でエクササイズ的なことをやった方が良いでしょう。
隔離措置が導入されて数ヶ月経っているオーストラリア。
この隔離措置がいつまでかはわからないけど、噂では、6月末までは政府負担。
それ以降は、自己負担になるとかならないとか。
自己負担になる場合は、大変な出費になるでしょう。
そうなった場合は、どこのホテルでも良いというわけではないので、一泊の金額が定額で決められて宿泊するという形になることでしょう。
現在も隔離中の生活を送っているけど、毎日楽しんでいるというお話でした。