銀座で和食を食べるならろくさん亭がオススメ・ 美味しんぼの聖地

ごきげんよう♬

ゆうとぴあです♪

世界を周遊する客船でお仕事をしながら、今日も世界のどこかを旅しています。

そんな客船は超がつくほど豪華な船です。

でも、、

お客さんは豪華な気分を味わえても、私は働き蜂のごとく毎日お仕事をしてるんですよ♪( ´θ`)

それでもお金を稼ぎながら、世界各国の名所を見て回れるので、幸せな毎日を過ごしていると思います♫

ここをクリックで生存確認(現在地)がわかります。

 

前回の休暇の時、日本へ一時帰国しました。

今日は、その時のお話を少し。

料理の鉄人で一世を風靡した和の鉄人・道場六三郎氏が運営する「銀座ろくさん亭」

年代によっては知らない人も多いでしょうが、漫画「 美味しんぼ 」マニアの私は昔から道場さんのファンです。

今回の弾丸一時帰国の予定が入った一番矢先に、スケジュールに組み込んじゃいました。

本物の和食とは??

定義は良くわかりませんが、私は美味しく頂きました。

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目次

銀座ろくさん亭へのアクセス

JR新橋駅から徒歩5分

地下鉄銀座線新橋駅から徒歩5分

立地のいい場所ですね。

〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-7
第三ソワレド銀座ビル8・9F

銀座ろくさん亭へ潜入

世界の銀座ですよ。

テンション上がりますぅ~

銀座日本橋

銀座日本橋

お店のビルの前には、控えめな行燈です。

10年振り、3回目の来店です。ただいま。

ちなみにこのろくさん亭に一緒に来る知人は3回とも同じ人。

アメリカの大学時代の昔話で、話がいつも盛り上がります。

ひっそりとした佇まい。嫌いじゃいです。この雰囲気。

銀座ろくさん亭行燈

銀座ろくさん亭行燈

ビルのエレベーターに乗って8Fへ。

ちなみにビルの8Fと9Fで営業しているようです。

銀座八丁目にある「ろくさん亭」

大通りのビルですが、クラブ街の一角にあるので、クラブのホステスさんも同伴で利用したりするのでしょうね。

おお、、懐かしい、、重い木のドアを開けて中に入ります。

銀座ろくさん亭入り口

銀座ろくさん亭入り口

道場六三郎お店

道場六三郎お店

銀座ろくさん亭のメニュー

お店に入り、予約の名前を告げると席に案内されました。

個室もあり、ソファ席もあり、カウンターあり。

私はいつもカウンター席で予約を入れます。

 

お店の中は、昭和の雰囲気です。

もちろん良い意味ですよ。

昭和生まれの私にとって、とても安心感を与えてくれる大人の空間。

カウンターにつくと、目の前には料理の鉄人で道場氏の助手を務めていた宮永料理長がおりました。

おお!!嬉しい。

銀座ろくさん亭料理

銀座ろくさん亭料理

席につくと、毎度おなじみの道場氏直筆のメニューがセットされております。

ろくさん亭はおまかせコースのみ。

旬の食材がピークの時でお料理の献立を考えていることが伝わってきますね。

銀座ろくさん亭メニュー献立

銀座ろくさん亭メニュー献立

ろくさん亭献立

ろくさん亭献立

まずは、ビールで乾杯。

日本のビールは美味しいです。雰囲気なのかな??すっごく美味しかった。

前菜

一 鮎 うるか石やき

一 活車海老湯引き

一 チーズ西京焼き めかとろ長芋

一 蛤蒸し寿し 干瓢どんこ 錦糸玉子蓮根

ろくさん亭の前菜

ろくさん亭の前菜

まずは一品目の前菜です。

もう、ひとつひとつが素晴らしい。

鮎のうるかが出てきました。「 クチコ 」「 カラスミ 」に並ぶ日本三大珍味のひとつです。

綺麗な真っ白なうるか。白子だけの白うるかなのでしょう。

鮎のうるかなんて、すっごい珍味ですからね。嬉しかったです。さすがは珍味。味わい深いとはまさにこれ。初めていただきました。

一品目から嬉しいじゃないですか。

 

御椀

すっぽん たぴおか饅頭 芽葱 露生姜

ろくさん亭御椀タピオカまんじゅう

ろくさん亭御椀タピオカまんじゅう

御椀物のお食事にタピオカです。なんて斬新なのでしょう。

すっぽんの身が饅頭の中にびっちり詰められています。フワフワでした。タピオカの食感が心地よいアクセントです。

 

刺味

かわはぎぶつ切り 勝魚叩き あしらい色々

ろくさん亭お刺身

ろくさん亭お刺身

ろくさん亭お刺身かわはぎ

ろくさん亭お刺身かわはぎ

本日のお刺身です。

まぐろ赤身、かわはぎ、金目鯛です。

カワハギの肝も一緒です。

もみじおろしと肝をお刺身と一緒に食べると、、、、それはそれは美味しゅうございました。

季節的には旬ではないですけどね。

赤身のまぐろもさすがに絶品です。

このレベルの赤身、、うーん本当に美味しかった。

カワハギの肝は海のフォアグラとさえ言われています。

自称、美味しんぼマニア、9巻の4話に収録されている 「黒い刺身」を読んでから、ずっと食べてみたかったカワハギの肝

心の中でガッツポーズ。

カワハギは淡泊な白身でクセがなく、ついついお酒も飲みたくなります。

日本酒も一合お願いしました。

使われている器もデザイン、材質や色合い、感触もそれぞれ違っていて、そこに道場氏のセンスを感じることが出来ました。

カワハギ肝

カワハギ肝

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焼物

海鮮とまと焼 海老、帆立、椎茸、玉葱、べっこう飴

ろくさん亭海鮮とまと焼

ろくさん亭海鮮とまと焼

見た目も美しい海鮮とまと焼き。

トマトの赤の色が黒の石とすごい綺麗なコントラストで冴えわたります。

トマトは生で食べるよりも、加熱した方がうまみが一段と増しますよね。

更には、トマトの栄養も吸収されやすくなるっていう豆知識をここでご披露。

血液サラサラ、新陳代謝もアップします。まさに良いことづくし。。。

トマトの中には、帆立など良い食感の海鮮がいい塩梅で詰まってます。

アツアツの石に盛りつけられているので、最後まで温かいままで食せます。

全てにおいてパーフェクトなお仕事です。

お出汁が最高。

和の基本はやっぱり出汁なのか??

 

煮物

吉次煮付 糸大根 わらび 竹の子 木の芽

 

ろくさん亭きんき煮付

ろくさん亭きんき煮付

キンキ、キチジ、高級魚キンキの煮つけです。

正式名称はキチジ。

漢字では、「 吉次 」と書くようです。

魚自体が美味しいので、文句の付けどころがありません。

その魚を更に美味しく引き立たせる和食。

下処理、お出汁、加熱、盛り付け、全部がGoodです。

ほっくほくでした。

キンキにはお出汁がやさしく染みわたっています。

キンキはやはり煮付けか鍋に限る!!時期的にはまだ全然早いので脂の乗りは少ないですが、お出汁もやはり最高です。

飲み干したい、、、、、、

キンキの産地は水温の寒い地域で取れる方が、脂の乗りが全然違います。

私の地元、北海道のキンキはすごく美味。

このキンキ、産地は分かりませんが、良いお味でした。

 

強肴

お好みで

一 活魚料理

一 ローストビーフ

一 鱶ひれ茶碗蒸

銀座ろくさん亭伊勢エビ

銀座ろくさん亭伊勢エビ

強肴は知人は伊勢海老、私はローストビーフを選びました。

伊勢海老は海老のおミソで和えたソースで食べる湯引き具合が丁度よい身のぷりぷりした良い食感でした。

伊勢海老のビスク風スープという感じです。

洋食っぽさがあるんですが、そこはやっぱり和食なんです。この絶妙さにただただ頭が下がります。

銀座ろくさん亭ローストビーフ

銀座ろくさん亭ローストビーフ

問題はこのローストビーフです。

とにかく見た目がとても綺麗なお肉なんです。ご覧ください!

この真ん中のロゼの色がとても綺麗。

お肉がお口の中でとろけちゃいます。しっかりとしたお肉の旨みがある激ウマです。

普通の調理法ではこうはならないはず。

今まで食べたローストビーフの中で、間違いなく一番のローストビーフです。

柔らかく、ジューシーで味もしっかり。

和の技法ってすごい。

 

食事

お好みで

一 平目の釜飯

一 糠鯖茶漬け

一 麺類色々

一 自家製手打ちそば

ろくさん亭自家製手打ちそば

ろくさん亭自家製手打ちそば宮永料理長

お食事も最後のお料理です。

今回のコースで最後の〆として、私は糠鯖茶漬けを、知人は自家製手打ちそばを注文しました。

自家製手打ちそばがこれまた凄かったんです。

宮永料理長が打つおそば。

昆布だしと醤油出しの2種類で食べるのですが、昆布のお出汁が美味しいこと。

うーん、やっぱり最初から最後までお出汁の凄さに感心したコース料理です。

ろくさん亭糠鯖茶漬け

ろくさん亭糠鯖茶漬け

さて、もう一品の糠鯖茶漬け、鯖を長く糠につけた、いわゆる「 へしこ 」を使ったお茶漬けです。これは、凄かったですよ。

糠鯖は、石川県の保存食へしこ。道場氏は石川県のご出身ですからね。

沢山の大葉の香り、お出汁も最高なんです。そこへすごい年数の糠床に浸かっていた鯖ですからね。美味しくないわけがありません。

大人のお茶漬けです。

お腹がいっぱいでも、ついつい最後まで食べてしまう一品です。

ろくさん亭お漬物

ろくさん亭お漬物

お漬物も泉州なすのお漬物。水ナス大好きです。甘くてしっとりした食感と丁度良い塩梅でご飯が進みます。なすの発色具合も見事です。

お漬物の氷盛り。さすがですよね。

 

やはり、道場さんは創作和食のハシリですね。

道場さんの経歴は割愛しますが、実力一本でここまでやってこられたというのが、ひしひしと伝わってくるお料理でした。

道場氏は現在87歳。たまには板場に立つようです。

最後には料理の鉄人で道場氏の助手を長年務めていた、宮永料理長がご挨拶に来ていただき、ろくさん亭のお客様を大事にする精神を垣間見ることが出来ました。

料理が素晴らしいのは勿論、宮永料理長をはじめスタッフ一人一人の接客レベルも素晴らしいと感じます。

料理が運ばれてくるタイミングもお見事。ホールの着物を召された女性の方のサービスも三ツ星レベルです。

銀座でやっていくという事は、そういうことなんですね。

 

和菓子

季節のフルーツジュレ リンゴシャーベット 葛餅

ろくさん亭季節のフルーツジュレ

ろくさん亭季節のフルーツジュレ

銀座ろくさん亭デザート

銀座ろくさん亭デザート

ここまでで、相当いい感じのお腹具合です。

最後のデザートです。

季節のフルーツジュレ。金木犀の香りが香るフルーツジュレ。

フルーツジュレは食べれなかったので、感想がお伝えできませんが、見た目も量もちょうど良い感じです。

私はフルーツアレルギーなので、特別に違うデザートを用意してくださいました。

デザートもやはり裏切らない、ろくさん亭。

最後の最後までこだわりを感じるお任せ料理。

これだけの素晴しい和食料理、サービス、お腹も心も十分満たされます。

銀座という場所柄、料理の充実度、道場氏の認知度、これだけのクオリティで13000円(税抜き)は、おトクだと思います。

ゆったりと、楽しい会話で2時間なんてあっという間です。

美味しいものを食べる、食の人生観が変わるレベルの和食です。ご馳走様でした。

先日ろくさん亭がお店を移転する前に訪れました。

それでは、今回はこの辺で!

ゆうとぴあでした。

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