ごきげんよう♬
ゆうとぴあです♪
普段は世界を周遊する客船でお仕事をしながら、今日も世界のどこかを旅しています。
現在、2ヶ月の休暇で地元オーストラリアに帰省中です。
真夏まっさかりのオーストラリア。
毎日、とても暑いですねぇ。
今日は、ウルトララグジュアリー客船「シーボーン・アンコール」の船内へと遊びに行ってきました。
インドネシアからシドニーまでの18日間クルーズの途中で、ケアンズ港に寄港した【シーボーン・アンコール】
欧米では、とてもメジャーなクルーズ旅行。
昨今のクルーズブームのおかげで、日本でも豪華客船でのクルーズ旅行が本当に盛り上がってきていますね。
ケアンズに寄港できる豪華客船は、他の大都市に比べるとまだまだ少ないものの、今回の「シーボーン・アンコール」の貴重な寄港のタイミングで、家族と仲の良い知人とで見学をしに行ってきました。
目次
豪華客船の見学ってどうやったらできるの?
とてつもなく大きな豪華客船を港で目の当たりにすると、実際の大きさに驚くことと思います。
そんな豪華客船。
1度、中に入ってみたいなぁって思いませんか?
・ツアー会社主催の見学会に応募する
・現役クルーにお願いする
豪華客船を見学するには、いずれかの方法が必須となります。
私は現役クルーでもあり、以前一緒にお仕事をしたクルー仲間にお願いして、見学手続きをしてもらいました。
見学するには、あらかじめパスポート情報や、コピーを最低でも72時間前に必要とします。
船内のオフィサークラス(偉い人)3人ほどから許可のサインをもらったりして、やっと船内への乗船が許可されます。
客船の中は、外国なのでセキュリティがとても厳しいのもうなずけますね。
現役クルーと一緒に見学すると、普段は絶対に立ち入ることのできないクルーエリアにも潜入できちゃうので、オススメです。
豪華客船の裏側も見れちゃいます!!
今回は、いつも応援してくれる友人家族も一緒に見学できたのが何よりも嬉しかったです。
さて、いってみましょう。
シーボーンクルーズとは?
今までに体験したクルーズ船とは一味違う、超プライベートな居心地の良さを体験できるシーボーンクルーズ。
全客室がスイート仕様、バルコニーも完備したオールインクルーシブのラグジュアリー船。
大型客船では不可能な、小型客船だけに許された魅力的な寄港地・航路での船旅を体験することができちゃいます。
シーボーン・アンコール
今回見学をしたのが、シーボーン・アンコール。
・トン数 40,350トン
・全長 210メートル
・就航 2016年
・乗客定員 600名
・クルー 400名
いざ船内へ
今回のギャングウェイは、デッキ4からでした。
クルー専用廊下
豪華な客船の華やかさのイメージとは全く異なる、クルー専用の廊下。
まずは、船内に入ってとりあえずクルーが生活するエリアを見学しました。
上の画像がクルーのお部屋がある廊下です。
普段は見学することができないクルーエリアです。
廊下にはたくさんのお知らせが掲示板に貼ってあります。
クルーキャビン
こちらがクルーの住むお部屋です。
人によっては全然違ってきますが、こちらが一般的なお部屋。
住めば都とはよくいったもので、慣れると快適になってきます。
クルー専用食堂(クルーメス)
次に、クルーの人たちが毎日ご飯を食べる、クルーメス。
朝、おやつ、昼、おやつ、夕食、夜食といった感じで、美味しいご飯を食べることができます。
バイキングスタイルなんだけど、美味しい料理ですが、毎日食べるとさすがに飽きちゃいますけど。。。
クルー専用ジムとサウナ
カジノ
船が航海中には、カジノを楽しむことができちゃうのもクルーズ船での旅ならでは。
シーボーンの廊下
シーボーン船内の中央に位置するらせん状階段です。
1番最上階のデッキから見下ろすと、鮮やかならせん状階段です。
シーボーンのお寿司屋さん
こちらが、デッキ8に位置するお寿司屋さん。
ランチとディナーをここで食べることができます。
日本人の職人さんとウエイトレスによるサービスなので、そこそこなレベルのお寿司を食べることができます。
今回の見学はお昼ごろ。
ちょうどお寿司屋さんでランチの営業中だったので、特別にお昼をいただくことができました。
照り焼きチキンのお弁当。
チキンも日本ブランドの地鶏を使用。
とてもやわらくて美味しい仕上がりです。
その他には、ポーク餃子のお弁当もあります。
こちらが、西京味噌につけた味噌サーモンです。
ふっくらして美味しいお弁当ですね。
長期間のクルーズだと、日本人の私たちにはとってもありがたい日本食です。
ごちそうさまでした。
夜のディナー時には、こんなお刺身も食べることができちゃいますよ。
ミシュラン三ツ星レストラン
シーボーンには、ミシュラン三ツ星のトーマスケラーが入店しているのです。
ニューヨークでは、予約の取れないお店としても有名なこちらのレストラン。
クルーズ中にそんな素敵なレストランでお食事をすることもできちゃいます。
シーボーンのメインレストラン
こちらが、メインの大きなレストランです。
こちらでは、毎晩フルコースです。
それはそれは、素敵なレベルの高いお食事を堪能することができます。
シーボーンのキッチン内部に潜入
船内には沢山のキッチンがありますが、その中の一部です。
シーボーンのプロビジョン
こちらは、デッキ3にある全ての食材などを保管する場所です。
1ヶ月以上の食材を保管したり、船内にある様々なものはここを通してお客様に渡っているのです。
クルーバー
こちらは、クルー専用のバーです。
ビールだとか、タバコとか販売しています。
ビールも1本1ドルとかなので、とても安い!!
お酒好きにはたまらない。
免税店
プールデック
大型客船のようにたくさんのプールはありません。
寄港地観光などに行かないお客様や、航海中に泳いだりゆったりと過ごすことができるプール・ジャグジーのあるデックです。
スパ受付
こちらが、トリートメントルームです。
優雅な時間が過ごせること間違いなし。
ゲスト用のジムです。
昼間だと海を眺めながらトレーニングをすることができます。
シーボーンのシアター
シーボーンの6階にあるグランドサロン(劇場)です。
こちらでは、毎晩違ったショーを見ることができます。
レベルも高くて、毎晩見逃せない。。
シーボーンのThe Club
こちらでは好きな時に、ゆっくりできるスペースです。
お酒を飲んだり、コーヒーを飲みながら、、、、
とても優雅な時間。
レセプション
こちらがシーボーンのレセプションです。
想像するホテルのようなイメージではなく、大きな広いスペースにたくさんの椅子やソファが。
ゆっくりとしたチェックインやチェックアウトなどがこちらで行われます。
まとめ
今回見学したシーボーンクルーズの豪華客船。
クルーズ船には大きく分けて3つのクラス分けがあります。
外から見ると大きさに圧倒されるカジュアル船は一見豪華に見えますが、今回見学したシーボーンの船はクルーズ船の中でもトップに君臨するレベルの高さが自慢のラグジュアリー船です。
船の造りも、一つ一つがしっかり、ゆったりとしていて、船上にいるのを忘れさせてくれる空間を演出してくれます。
お料理のレベルもさることながら、ラグジュアリー船ならではのスタッフによるおもてなし、お客様一人に対するクルーの割合もやはり業界トップレベル。
クルーズ旅行は、以外にもお気軽なお値段と言われているのは、カジュアル船とプレミアム船のお話。
やはり、ラグジュアリー船の敷居はまだまだ高いのが現状です。
でも、やはりその分しっかりとしたサービスを堪能できるのが楽しみです。
日本人に大人気のプリンセスクルーズの【ダイヤモンド・プリンセス】見学様子はこちらから
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クルーの私が勧めるのでサービス面、アフターケアなど、取扱クルーズ、、、全てにおいてトップレベル。
他の方のクルージングブログも面白いですよ。
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