2020年2月5日(南シナ海航海中)
ごきげんよう♬
ゆうとぴあです♪
世界を周遊する客船でお仕事をしながら、今日も世界のどこかを旅しています。
そんな客船は超がつくほど豪華な船です。
でも、、
お客さんは豪華な気分を味わえても、私は働き蜂のごとく毎日お仕事をしてるんですよ♪( ´θ`)
それでもお金を稼ぎながら、世界各国の名所を見て回れるので、幸せな毎日を過ごしていると思います♫
このブログでわかること新型コロナウイルスで何かと話題のダイヤモンドプリンセスについて
中国の武漢から発症されたとされる「新型コロナウイルス肺炎」
日本を周遊するアメリカに本社のあるプリンセスクルーズの「ダイヤモンドプリンセス号」でも感染者が確認されたとの報道がありました。
大型客船での感染者の確認なので、船は横浜に寄港することができず、沖合にてアンカーを降ろしての停泊。
日本の厚生労働省より、検疫を実施。
5日には、新たに10名の感染者を確認したことから、乗客乗員全員がさらに14日間の隔離を余儀なくされるという大変な状況が続いています。
私は2年前までこの話題になっている「ダイヤモンドプリンセス」でクルーとしてお仕事をしていました。
現在は、別の船会社でクルーとしてお仕事をしています。
目次
ダイヤモンドプリンセス
こちらの注目されている「ダイヤモンドプリンセス」
アメリカの「プリンセスクルーズ」が所有する大型豪華客船です。
乗員 1100名
乗客 2700名
全長290メートル
初めて見ると想像する以上に大きくて、そして豪華さに圧倒される船です。
ひと昔前までは、世界的に見ても大きな船に位置ずけされていた「ダイヤモンドプリンセス」
現在はすごい勢いでさらに巨大なメガシップが建造されているため、あまり目立たない存在になってきているのが実情です。
また、船は巨大になればなるほどとてもお手頃な料金で乗船することができるのは、みなさん知らないのです。
大きければ豪華で料金も高い!と勘違いしている人がほとんど。
巨大な船(安い)→小さい船(高い)
これがクルーズ業界の常識なのです。
また、クルーズ業界には、客船の「クラス」が残っております。
「カジュアル船」
「プレミアム船」
「ラグジュアリー船」
「クラス」分けの客船によって、クルーズ料金が大きく変わってきます。
どこを周遊している?
ダイヤモンドプリンセスは、基本的に日本の海を周遊している客船。
船舶は外国籍なので、乗船するにはパスポートが必要。
また、クルーズ中に1度は外国へと寄港しなければならないという法律があるので、韓国の釜山へ行ったり、ロシアのユジノサハリンスクが定番寄港地となっています。
横浜港→清水港→鹿児島港→釜山港→神戸港→横浜港
こんな感じで10日間から2週間かけて周遊するクルーズが定番の「ダイヤモンドクルーズ」
日本発着なので、とても利用しやすくなっていますね。
船内の施設
豪華客船という呼称だけあって、船内にはそれなりに充実した設備が整っております。
・プリセスシアター(劇場)
・カジノ
・ジム
・スパ
・温泉
・バスケコート
・売店
・バー
・美術館
プリンセスシアターなどでは、毎日様々なショーが開催されていたり、日本人には嬉しい温泉なども完備。
ショーはクルーズ代金に含まれているので基本的には無料で見学できますが、温泉のIZUMI Spa は別料金。
クルーズ中に温泉に入浴するのは、気分も良いでしょうが、現状の状態ではきっと利用不可でしょうね。
まとめ
ダイヤモンドプリンセスでコロナウイルス肺炎感染者が多数確認されたことで、14日間の隔離を余儀なくされた客船。
ゲストの方もお部屋にて待機との指示があったようです。
食事に関しては、ルームサービスにて運ばれてくる状況に変更。
これに対して、毎日新聞では「食事の遅れ水でしのぐ」などといった記事が掲載されていました。
5日朝、食事はルームサービスで提供されるとのアナウンスがあったものの、午前10時半までには提供されておらず、前日にボトルに入れていた水を飲んで空腹をしのいだ。別の部屋で過ごす中西さんの知人は高血圧の持病があるが、「薬がない」と困っているという。中西さんは「40回くらいクルーズ船に乗ったことはあるが、こんなことは初めて。10人も陽性の人がいるとは思わなかった。14日間も閉じ込められた経験はないので、どうなるのか想像できない」と不安そうに話した。
通常であれば、上の階のデックにある「ホライゾン」というビュッフェ式レストランでお食事が取れます。
ただ、今回の隔離決定で、各自のお部屋へのルームサービスに変更になったようです。
それでお食事が運ばれてくるのが、遅すぎるという報道!!
3000名近いゲスト全員の部屋にルームサービスだなんて、考えただけでもゾッとします!!
私に言わせてもらえば、食事を運ぶクルーだって普通の人間で、召使いでも看護師でもなんでもありません。
今回のように予期せぬ不測の事態でクルーも一緒に隔離されたわけです。
勘違いしないで欲しいのが、ゲストは無料でこの豪華客船で隔離されていて、無料でお食事や住居を提供されているということ。
この毎日新聞の記事を読んでいると、いかにもクルーズ会社の対応が悪くて食事が遅れている!!と悪意のある書き方!!に読解してしまいます。
とても腹が立ちますよね。
ゲストにしても、14日間もの隔離について困惑するのは当たり前のことであり、腹ただしい気持ちも理解できます。
ただ、予定通り下船するゲストの半数以上の人は、「まだまだ乗船していたい!!」と思うほどクルーズを満喫しているはずです。
ゲストとして隔離されている方につきましては、どうかどうかあまり無理難題を押し付けずに!
世の中には、予期せぬ災害に遭われて苦しんでいる方、食べ物もない方が、たくさん存在しているという寛大なお気持ちで、「豪華客船に無料で滞在できるという感謝の気持ちを持って」生活していただけると、クルー達も救われます!
クリックして頂けると、励みになり他の方にも読んでいただけます!↓↓↓
クルージングに興味のある方は必見です。
にほんブログ村