こんにちは。
ゆうとぴあです。
前回の船を下船して早くも半年。最近は次の船に乗船するために準備をしておりました。
つい先週の話ですが、ゴールドコーストマラソンのハーフマラソンに初参加しました。21キロでしたが、気持ちの良いランで完走できました。来年はフルマラソンを目指してトレーニングをしていきたいと思うのであります。
さてさて、私が来週から乗船する船は前回とは違う会社の船になります。
次に乗る船についてはコチラから♪
違う会社の船で働くので、健康診断、ドラッグテスト、無犯罪証明書、黄熱病などの予防接種など色々と準備しなければならない書類があります。
ビザの申請もありますが、前回の会社で取得したため今回は手続きがスムーズです。
一度でも船でのお仕事を経験すると、2回目以降は勝手がわかっているので、少しだけ楽になることでしょう。
とはいっても、英語のテストを受けたり、たくさんの書類にサインをして送り返したりなど、やることは結構あるんですけどね。
もちろん今回お仕事させて頂く船会社もアメリカの会社なので、すべてのやり取りは英語です。英語力があるに越したことはないですが、日常会話が普通にできるレベルであればたぶん大丈夫じゃないかと思います。
今日はよくメールで質問されることに答えていきたいと思います。
目次
どうやって仕事を探すの?
仕事の探し方は本当にいろいろな方法があります。
やりたい職種によっても違うのですが、基本的には働きたい船会社のサイトにアクセスすることからでしょう。
またエージェントが仕事を仲介してくれる方法も多々あります。
もちろん友達が船で働いていたりするとコネで仕事を紹介して貰うことも可能。一度でも船での仕事経験があれば突然オファーが来たりすることもあります。
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面接はどんな感じなのですか?
無事に書類選考を通過すると、面接のお知らせ連絡がメールできます。とりあえず一安心の瞬間です。
①日本の船会社(ピースボート)の場合、直接会社での面接です。
②これが外国船の場合は100%スカイプを使っての面接となります。もちろん全て英語での面接ですので、やはり英語力は必須といえるでしょう。
面接で大事なことは、自分を売り込むこと。日本人はどうしても消極的になりがちです。しかしそこは頑張って、できるだけ自分という人間を理解してもらえるように。
たとえ英語が上手にしゃべれなくても、面接官も人間です。気持ちは伝わります。笑顔を忘れずに!!
また、自分が希望する職種についての質問もたくさん聞かれます。それ以外には、職種のランクによって、指導する立場の場合、様々な状況についての対応も聞かれたりします。
希望する立場が上になればなるほど、英語力は必要になってきます。
面接内容は?
私のブログに検索してくる人で、「面接内容」という検索キーワードで訪れる方が多いようです。
日本の船会社の面接のときは、適性検査というテストがありました。数学の計算や、日本語の問題。結構面倒な問題でした。その後、履歴書に沿っての質問です。
今まで経験してきた職種に関してだったり、希望する職種のことについて、、将来どうしたいか?などなど。
外国船の場合は、日本に比べるとフランクという感じです。スカイプ面接です。もちろんスカイプ面接とはいっても、服装や場所、騒音などを気を付けるのは言うまでもありません。
英語に自信がない場合、自分を売り込む文章や言いたいことをあらかじめ考えて、ひたすら練習するのが良いかもしれませんね。頑張ってください。
さらに詳しく聞きたい方はどうぞ遠慮なくお問い合わせください。
お給料はどのくらい?
この質問も結構多いんです。(笑)
実際にクルーズ船でお仕事をして、各部署の人からのお話を聞くと、、、、、
特に専門職でない限り、決して高くはないお給料です。残念ながら。
船には様々な部署(職)が存在します。
日本人が仕事として働くので多いのが、
・ウエイトレス、ウエイター
・エンターテイメント(日本周遊の外国船)
・カメラマン
・ブティック店員
・スパ、エステ
・バーテンダー
・セキュリティ
・客室係
上記以外の職種ポジションだとお給料は高めかなぁと思います。
実際にどれくらいなのでしょう?
ウエイトレスの方で、US$1000~くらいです。決して良いお給料とは言えません。上記の職種の中では、セキュリティ(警備員)の方が高い方です。US$2100位もらえます。あとは、スパの方や、ショップ店員だと歩合制だったりもします。
船には世界各国の人が働いています。国によってお給料もびっくりするくらい変わってきます。特にフィリピン人やインド人、タイ人の人からお給料の話を聞くと、信じられない安さです。
ただ、お給料をもらいながら世界各国に行くことができるのが、クルーとしてのメリット。
船の中での生活も無料です。食事や住む場所にもお金はかからないのです。
食事も基本的に24時間、クルー専用の食堂でなんかかしら食べることが可能です。飲み物も飲めます。食事は最初のうちこそ美味しいと感じますが、毎日食べていると飽きてきます(笑)修行的な感覚です。
クルー専用のバーもあって、お酒もとても安く購入することができます。なので、お金を貯めようと思えば貯めることは可能でしょう。私は無理ですけどね、、(笑)
お金を使うときは、寄港地、インターネット代、お酒やたばこ、それくらいです。
休みはないって本当ですか?
はい。
契約期間中は1日の休みもありません!
船上には地上とは違った労働基準法があって、毎日12時間くらいはお仕事をすることが許されているようです。なので、6ケ月契約で船に乗っているのであれば、毎日仕事です。契約が終わると2か月ほど休暇がもらえて、また必要とされているのであれば船に戻って働くといったサイクル。
船に初めて乗ると、覚えることが山のようにあります。
まず、どこに行くにも迷子になります。船内はとても広く方向感覚がなくなります。私は決して方向音痴ではありませんが、初めての時は迷子になりすぎて本当に泣きそうになりましたからね。
最初の数週間は仕事をしながら、様々なトレーニングがあります。このトレーニングのせいで、休み時間もなくなるくらいです。
人間関係、仕事、船での生活、食事、全部が新しい生活。
今考えると、本当に大変だったなぁ~と思います。
来週から半年ぶりに船の生活に戻りますが、一度経験しているので根拠のない安心感と自信があります。(笑)
日本でもクルーズの旅がテレビや雑誌で特集されたり、認知度がひろまってきましたよね。オリンピックの開催される2020年にはホテルとしてクルーズ船を利用したりするなど、今後益々豪華客船での旅行に人気が出てくると思います。
日本人のお客様が多くなるということは、それだけ日本語を話すスタッフも必要とされるわけです。客船で働きたい人は、チャンスですよ。
ぜひ、夢をかなえましょう。
他の方のクルージングブログも面白いですよ。
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